たとえば、お水。

わたしは、同じフランス産でも硬水のEvianがとても苦手で、軟水のVolvicが好きです。

同じ軟水でも、Volvicよりも奥大山の天然水の方が好きで、正直に言うと水道のお水も好きです。

お水が自分の体を組成する一番の要素であり、口にするものすべてがお水から由来しているということを考えると、やはりお水の起原は、自分の起原と同じものなのだろうと思います。

メルマガでも何度も書いていますが、わたしの好きだと思える音楽、心震える音楽について考えるというのは、お水と同じように、自分の起原を辿る手掛かりになるのだと思います。

 

今取り組んでいる「アストル・ピアソラ」の音楽を、もちろんわたしは大好きですし、心震えるというのは、こういうことかと思う瞬間がたくさんあります。

それから、「ストラヴィンスキー」「ジャンゴ・ラインハルト」の音楽も同じような感覚を覚えます。

その緊迫感、生命の躍動感、ナショナリズムやグローバリズムのような感性では計り切れない真のオリジナルな音楽観。

彼らの共通点は、『ひとところに留まらなかった』という点にあると思います。

今店ではずっとこちらがかかっています。 

自分の足で歩き、たくさんの景色を見て、人を見て、音楽を聴いた彼らの表現した音楽は、本当に魂の自由を掴んでいる、そんな気がします。

私のこれまでのことを考えると、そういえば、生まれから、「自分の地元」というところから移動しよう、離れよう、動こうとしてきました。

そして【池田クレモナ・モダンタンゴ五重奏団】はこの池田から外に出て行こうとしています。

ひとところには留まらず、もっと新しいものを見て、さらに自分の出会ったことのない人たちを喜ばせていきたい。

自分の気質、根本の部分が、おそらく彼らの音楽と共鳴しているのだろうと思います。

【ルークカフェ・ローストラボ・クレモナ】コーヒー主任焙煎士

【池田クレモナ・モダンタンゴ五重奏団】バンドマスター

ぴかりん

 

11月14日(火)19時/宝塚ベガ・ホールにて

私たち【クレモナ】の、真骨頂をお届けいたします。

チケットは、こちらから。