12月30日《土》積ん読の山

突然ですが、幼いころから本屋が好きでした。本当に本屋(児童書コーナー)ごと全部買い占められたらいいのに…と近所の本屋に行くたびに思ったものです。

お父さんに連れられて本屋に行くと必ず一冊だけだったけども、本を買ってくれました。

それにこう非常に自閉的な私の性分「こまごまとしたものを集める」が加わり、わたしはシリーズものの本をたくさん集めることになっていきます。

ハリー・ポッター、エルマーとりゅう、スプーンおばさんの冒険、星新一のショート・ショート、重松清の上下巻に分かれた文庫本…

そうして中学の時に仲の良かった社会の先生に勧められ村上春樹(ねじまき鳥クロニクルからだ)と出会い、村上春樹の全作制覇へと続いていきます…

そんな感じで、お小遣いをもらって、貯める、演奏でわずかなギャラをもらう、父と本屋に行くこともなくなり、手持ちのお金で(生活できるぎりぎりは残して)思いついた・勧められた本を手当たり次第に買い漁るようになります。楽譜も然り。

そうこうしているうちに本棚一つ分の積ん読の山が出来ました。

あれを読んでから、買おう、あれをさらってから、買おう、と思いとどまるのですが、基本的にほとんどない物欲が毎度毎度首をもたげて、結局あれ買おうこれ買おうとなってしまうのです。

今時分になって、「まだこの本読めてないの?日本人としてどないなん?」と言われそうなラインナップです。

今年一年は、この『積ん読の山』を切り崩すべく、毎週土曜日に今読んでいる本について思いつくままに書いていきたいと思っています。

『牛に化粧品を売る』

長谷川桂子著

高島屋や阪急などの百貨店の化粧品売り場よりたくさん売り上げる、日本一のカリスマ美容販売員の自著です。

店長から勧められて読んだのですが、これは本当に面白い本でした。

自分の接客について悩んでいたところが、ほとんど綺麗に解決しました。

「商品の本当の価値を伝えて、一番買ってほしいものを買ってもらう」それでいて「お客さまがあくまでも主体的に買った(選んだ)」と思わせるテクニックがもう凄い。

この人ダイエーの販売員にいたらいくらでも気分よくお買い物しちゃうと思うのですよね。

この本では言及されているわけではないのですが、ずっと店長に言われていた「身だしなみ、は相手に対する敬意」という言葉が思い返されて、焙煎のとき以外には必ず化粧をするようになりました。(みんな気づいてますか!(笑))

今後、オートクチュールなコーヒーを販売していきたいと思っていて、その時に必要なのは「言葉」だって、わたしの大好きなお客さまが仰っていましたが、まさにその通り。

「何と言うか」「どう伝えるか」がたくさん載っている本でした。

業種問わず、人と関わる仕事、人と関わってサービスや物を売る仕事の人は必読です。

途中「美容販売員としての美容術」みたいな謎の項目があったのですが、そこに

「夜の10時10分に、体が色々なものを取り込むピークが来る。そしてなお満月の夜の10時10分はその効果が倍増する。だから、たくさんの素晴らしいクリームを塗りこむのはその時間」

と書いてありました。

そういえば今日は今年最初の満月(しかも、スーパームーンですって!)。

皆さん10時10分にとりあえず、だまされたと思って、クリームを塗りこんでみませんか。

 

チーフロースター ぴかりん

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