実は、ずっと、思っていた。
どうして、人の演奏が下手に聞こえてしまうのだろうか?
特に管楽器の演奏者に対して思うことが多いけど、そもそもの練習した時間、勉強した時間が、圧倒的に不足しているように感じてしまう。
色々とウンチクは並べている人もいるけど、どれだけ偉そうに言っても、その演奏では、普通に下手に聞こえてしまう。
下手の原因
そこで、多くの指導者なんかも言っているけど、「ピッチの悪さ」や、フレージングをはじめとする「フィーリング」と「テクニック」についてもあれこれと考えてしまう。けれども、結局のところ、下手かそうでないかには、それほど重要な評価軸ではないと思う。
そして、僕は、どうして、人の演奏が下手くそなのかずっと考えてきた。
きっと、誰よりも考えたと思うぐらい、「なんで下手なの?」という、無邪気でいて失礼な疑問をずっと抱いていた。
僕の感覚でクレモナが下手なのはなぜか
クレモナのメンバーって、そこら辺のプロの演奏家よりも、経験値もあるし、上手な演奏家だという評価をいただいているけど、僕はずっと「どうしてクレモナって下手くそなのだろうか?」と言う疑問を抱いていた。
ある意味、失礼なんだと思うけど、一生懸命努力して、頑張って、それでいて下手くそで居続けるってどういう気持ちなんだろうと、悩んでしまっていた。
どうして下手なのか教えちゃうと
そして、その悩みがこの瞬間、解決するのだけど、はっきりいってこれは【有料情報】だと思う。
でも、みんなには教えちゃいます!
クレモナがどうして下手くそだと言うと、その原因は「発音」にある。
テクニックやピッチよりも大切なのが「発音」。これは、誰も言っていないけど、絶対にそう思う。
まず、「発音」悪い人って、何言いたいのかわからないんだよね。目の前にある音符に神経取られて、根本的な表現が不足している。しかも、管楽器奏者が圧倒的に足りていないことが多い。
広義での「発音」
もちろん、発音という言葉には、タンギングからアンブシュールまで、お口周辺の筋肉とブレスの問題を指していて、これが非常にいけていないということ。
また、何言っているか分からないから、どんな状況なのかも分かっていない。演奏するというスタート地点にも立てていないのに、何しているの?って、言いたくなる。
ちなみに、管楽器奏者における「発音」というのは、めちゃくちゃ大切で、アイデンティティを適切に表出させれば、演奏者の武器にもなると思う。
例えば、フランス人のフランス語のニュアンスが醸し出しているサックスの演奏であったり、ブラジル人の話すポルトガル語訛りのフルートの演奏であったり、彼らから聞こえてくる発音って、非常にセクシーだと思う。
ポンニチのクレモナ
なのに、クレモナの皆さんの演奏は全くセクシーではなく、普通に「ポンニチ」。
そこで、日本語の発音だからセクシーさがないっていうかもしれないけど、全くそんなことない。だって、可愛い子が博多弁で「なんとかけんね」って、言ったらどう?めちゃくちゃセクシーでしょ?
なのに、クレモナの人の発音ときたらコテコテの関西弁で「でんがな」とか「まんがな」と言っているので最悪。普通に下手くそでしかない。
東アジアの悪い傾向
僕の経験から言えることは、博多弁をはじめ九州の方言ってやわらかいイメージだけど、それ以外の日本語ってドギツイ。森高千里の熊本弁も最高だよね。
誤解を恐れずに言ってしまうと、東アジアの人に共通しているけど、管楽器奏者の発音って同じ問題を抱えていると思う。
こういうことを言ってしまうと、日本人には日本人のアクセントがあってもいいんだ、とかいう人がいるけど、絶対にダメ。どうしたら、人よりも上手になれるのか考えて、常に努力しない人は絶対にダメ。
発音を勉強する時間
ところが、クラシック音楽の演奏者、特に管楽器の演奏者が多いように思うのだけど、圧倒的に「発音」に対しての練習や勉強の時間が足りていない。
演奏が上手だと勘違いしているのか、不明だけど、普通にアメリア人が聞いたらドギツイ発音でしかないと思う。
「なんとかやけんねぇ」って、言えるようになれよ!
優先順位は、ウンチクとか正直どうでもいいので、
その、発音なんとかしろ
発音によってサウンドは変わるし、何とよりもサウンドを大切にするべきだ。そして、自分ができていないことをしっかりと見据えて、クリアでどぎつくない発音で演奏しなければいけなく、目標は森高千里ということになる。これしかない!
「なんとかやけんねぇ」って、言えるようになれよ!
2024年9月26日 監督かじくん
ブログをなさっているのを、全然知りませんでした。
なかなか鋭い分析で、感心しました。
iPadで見ていますので、機能がよく解りませんが、
ブログ更新をされたら通知をいただけるようなシステムでしょうか。
読ませていただきたいと思います。