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第8・9回定期公演を終えて。|昼の部と夜の部の間から、第8回。(みーこ)

『クレモナ』モダンタンゴ・ラボラトリ

1年以上ぶりの定期公演が無事に終了致しました。コロナ禍の中、第9.8回定期公演にお越しいただき本当にありがとうございました。
前回のあやめちゃんに続き今回は私みーこが昼の部が終わってからと夜の部の1部までの裏側をお話します。

バンマスぴかりんから舞台袖でもらった言葉でストンと力が抜けて緊張はしてましたがあっという間に昼の部が終わりました。
でも、舞台を降りて楽屋に帰った瞬間にこれから第8回定期公演がまだあるとは思えないほどの疲労感でぐったりしてしまいました。まさに放心状態とはこのこと。皆にも顔が疲れすぎているとか魂が抜けてるとか色々言われて夜の部まで約2時間、次のステージに向けてコンディションを整えるためどうやって過ごすのが最善なのか、とても悩みました。でもとりあえず、一回寝る!!この作戦で行くことにして昼ごはんも食べてなかったのですが誰もいない部屋でボーッとしてました。


そして夜公演の一部は黒留袖の衣装。着付けをしてもらうために復活!してとりあえずお弁当を半分とチョコレートとコーヒーを飲んで元気になりました。
私はメンバーの中で一番身長が低いので留袖の丈をかなり上げてもらわなくてはいけなくて着付けをしてもらうのが大変でした。実は本番までに一度着付けの練習をしてもらっていたのですが、その時より紐をギュッとしてもらっていたのでなかなかの締め付けられ感、そして完成して歩いてみると着物の重量なのか昼の部の疲労がまだ取れてなかったのかわかりませんが身体が重すぎてびっくりしました。


最後に最終のヘアメイクをしてもらってるとき、私は生花のダリアを2つも髪飾りに付けてもらって鏡を見たらなんだか自分が自分じゃないみたいで嬉しくてとても元気が出てきました。単純やなと思いましたが、とりあえずこれでいける!と心の中で再スタートしてました。
そして夜の部の開演、昼の部と同様に暗闇でのスタートでした。昼の部もやったからと思って夜の部の開演前にもメンバーみんなでエア「エイエイッオー!」をしてから臨みました。
ただ昼の部と違うのはみんなの衣装が黒留袖。マイクの周りをぐるぐる歩いて演奏するのにも歩幅が小さい小さい。ぶつからないように、転けないように一生懸命に回ってました。客席ではどのように聴こえていたのか、、、すごく気になります。
そして曲も終盤になり緞帳が上がって照明がパッ!と付いた時のお客様の反応が印象的でした。クラシックの演奏会でこんな演出、衣装はきっと他には無いですよね。
夜の部の1部はそれぞれのソロ曲、タンゴの歴史全曲を演奏しました。ライトが全面に当たって眩しかったのですが、今回の演奏会が始まるときの「前を向いて、お客様に全部届ける演奏をする」を忘れずに出来たかなと思います。お客様も全曲MCもなく聴くのは大変だったと思いますがとても真剣な表情で聴いてくださっていたのが印象に残っています。

ここから先はフルートゆきに引き継ぎます!

クレモナ史上初の同日2公演。大変だったと言えばそれまでですが、クレモナに関わってくださるスタッフの皆様や応援してくださるお客様に本当に恵まれていてこんな環境で演奏が出来るのってほんとに幸せだなと感じました。これからももっともっと頑張っていきます。ありがとうございました。

(筆者:みーこ/フルートゆきに続きます)

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