第3回発表会、無事終演しました。

2年ぶりの発表会を、2021年4月10日土曜日に、池田市民文化会館イベントスペースで開催しました。
去年はコロナのため開催を中止したので、今回が初めての発表会だった子が半数。
大人の部の皆さんも今までになく広い舞台となりました。

リハの最後までしっかりとレッスンしました


「初めて」というのは、不安や緊張をはらんだものだと思うんです。
味わったことのないもの、見たことのないもの、感じたことのないものをこの自分が経験するんですから!

となりで呪文を唱えていました。

しかしその感情を振り切って舞台に立つ、というのはそれだけでエネルギーの要ることです。
それは練習だけではわからないことであり、それに立ち向かうには、お母さんのお祈りだとか、応援の言葉だとかの目に見えないものから、ステーキ食べたとか、ご褒美があるとかの目に見えるものに励まされることまで、人それぞれに色んなきっかけをもって「やるぞ」という気持ちを奮い立たせて一歩前に踏み出さないといけないわけです。

結局のところ、親御さんでも友達でもなく、自分がステージに立ってピアノの前に座って鍵盤を押さないと始まらないわけで、子どもたちはそれぞれのやり方でその一歩をしっかりと踏み出しました。

うちの音楽教室は店頭でやっている以上、色んなお客さまの目に、耳にさらされて、レッスンにある程度の緊張感があります。そんな中で、一度、大人の生徒さんのレッスン中に、そのミスを鼻で笑ったお客さまがおられたんです。

温かい拍手をきちんとするように言っています。

わたしは、いくつになっても「挑戦し続ける人」の味方でありたいと思っています。だから、自分の生徒さんたちにはそこはしっかりと押し付けて、どんなレベルであれ、上手下手なんて関係なく、ずっと「挑戦する人」を応援できる人になってほしいと思うんです。だから大人の生徒さんにも、子どもたちにも、良い「聴き手」になってもらうように口を酸っぱくしてお願いをしました。


子どもたちの中では今回、リハーサルで「もう出たくない」という子もいれば、スタートに時間のかかった子もいました。本番真っ白になった子もいたし、テンポ上がりすぎた子もいたし、1オクターブ上から始めて突っ切った子もいました。

それでも、他の子の演奏を「応援してんで!」「頑張れ!」という気持ちで聴いているのがびんびん伝わってきて、大人までそういう気持ちに巻き込まれて、本当に熱気に包まれた会場となりました。

特に二年生の子たちの、予定にはなかった「ドラえもん」の合唱は本当に感動しました。「もう出たくない」と言った子を、みんなで「出ようよ」「一緒にやろうよ」と連れ出したのは、あ、うちの子ならではなのかも知れないなと思いました。
この時期にもかかわらず、みんなで一つの楽譜をほっぺたくっつくほどに集まって覗き込んで歌う、というのは、きっと批判の対象になるのかもしれないけれど、彼らにとっては多分大切な思い出になるんだと思います。


大人の生徒さんは、もうステージに立ってもらっただけでわたしは敬服してしまいます。緊張の表情は子どもも大人も変わらんなあと思っておりました。それでもそれぞれの仕事や家庭がある中で、しっかりと「挑戦」されていたことは、子どもたちはしっかりと見て聴いていたと思います。


自分の小さいときの発表会が、オートメーション式で、名前を呼ばれて下手から出て礼→演奏→礼して上手にはける、というのがひたすらと回っていく、ワン・オブ・ゼムとしての発表会だったので、みんな頑張った分だけみんなが主役になれるような発表会にしたいという思いで、「とにかく好きなことやっていいよ」という縛りのない縛りでプログラムをみんなで作りました。本当にみんな主役になったし、みんないい顔して、プレイヤーとしてステージに立っていたことが、わたしは何よりも嬉しかった。


今日、2組の生徒さんの親御さんが店に来られて、お父さん2人が口をそろえて言ってました。「『ちょっきんちょっきんちょっきんな』すごかったわーっ!」4歳の女の子にとって初めての本番で、こんなに人を元気にできるって素晴らしいことですよね!

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