日本標準産業分類から見える自分の立ち位置
産業分類とは
産業構造やその変化を的確に把握し、国際比較を行うなどの目的のために統一基準により各種産業を適当な同質的グループに統計的に整理したもの。
どうしてこれが必要?
今回の事業再構築補助金の計画書を作るときに、「類型」を決めないといけません。
何を軸に、事業を再構築していくのかを決めないといけないので、ここで自分の立ち位置を知らないことには、どの型で論じていくのか定まらないままスタートしてしまうことになります。
「音楽家」の仕事から考えられる分類
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大きくわけてこんな感じでしょうか。これを決めるのにはポイントが2つあります。
①確定申告した中(昨年の収入)で一番割合の大きかったものを選ぶ。
②この補助金で自分が「どうしたい・どうなりたいか」という結論を見据えて、逆算して、計画書を進めるスタートとして使いやすい分類を選ぶ。
「主たる業種」と「主たる事業」
類型を選ぶときに出てくるのが「主たる業種」と「主たる事業」という言葉です。
主たる業種
直近決算期における売上高構成比率の最も高い事業が属する、総務省が定める日本標準産業分類に基づく大分類の産業
事業再構築指針の手引き1.1版より
つまり、先ほどの図の中では以下にあたります。
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主たる事業
直近決算期における売上高構成比率の最も高い事業が属する、総務省が定める日本標準産業分類に基づく中分類、小分類又は細分類の産業
事業再構築指針の手引き1.1版より
つまり、先ほどの図の中では以下にあたります。
![](https://cremona-luke.com/wp-content/uploads/2021/05/143f8c423e04a456e886ab4b613099b6-1024x724.jpg)
これを踏まえて、次回はついに類型を決めていきたいと思います。
第1回の申請日は今日までですが、もうすでに大阪府下だけでも1000を超える申請があったみたいです。
補助金は、予算額に到達すれば打ち切りになってしまうことが多いので、なるべく第2回で申請できるよう(締め切りは7月中旬予定)頑張っていきましょう。
2021.05.07 CREMONALABO ぴかりん
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