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【3/6金曜日19:00からアクア文化ホールでの第8回定期公演に向けて③『インテリアアートHygge(ヒュッゲ)』さん編】

歌は南のセレナーデ

チラシ

チケットのご予約は https://cremona-luke.com/?page_id=986から。

芸術の世界で飯を食おう、と思っていることが自体が根本的に間違っているのかもしれない、と思うことが最近よくある。

200年も前の音楽の、50年も前の人の演奏が「歴史的名演」とされ、そのリマスターされたCDがよく売れたり、新しい演奏家や新しい音楽よりも、いま生きている巨匠の演奏会のチケットがたくさん売れる。
もしかしたらわたしたちも50年もこれを続けていたら巨匠扱いになるのかもしれないけれども、そんなの待ってられない。


わたしたち現代の音楽家は演奏に於いては圧倒的なテクニックを見せつけていかないといけないし(歌心や音楽性なんていうのは若手には求められていない、と断言したらそうじゃない、という人がいるかもしれないけれど、年を重ねていろんな経験をしないと音楽はわからないとかって言ってません?)、それ以外のこともマルチに出来るようにならないといけない。SNSでの発信、動画の編集、プロモーション、他、他、他。


それでも、発信すればするほど誰か知らない人に会える世の中なので、そこは自分たちにとってはラッキーな現代だと思って動いているつもりだ。音楽は視覚的にも聴覚的にも、空気の振動でも伝えることのできる芸術である。

音楽でこれなんだから、美術はもっと大変なんだと思う。

名画というのが世の中にたくさん溢れている。誰かのツイートで読んだけれど、名画の何万もするコピーやレプリカを買うなら、新しいアーティストの作品を買った方がいい。全くその通りだと思う。
今、現代美術というのが目に見える「反発」や「抵抗」「抗議」の表現であるのが主流なのかもしれないと感じることがある。(昭和天皇の写真を燃やしたりするあのアートにわたしは大反対だ。)もちろんわたしたちも既存のものに対する反骨精神むき出しのステージなのかもしれないが、美術ほどダイレクトに伝わることはない。


そうでもしないと目立てないのか?

注目されないのか?

多分そういう表現者の人は一部で、もっとあたたかいものや美しいものを表現する人もいるはずだ。けれど表に取りざたされにくい。


わたしたちも音楽学部から大学を卒業したわけで、美術学部から大学を卒業した(特にうちの学校だったら音楽学部よりも多い人数の)アーティストが毎年どんどんと社会に出て行っているはずである。みんな一体どうしてるんだろう?

インテリアアートHyggeさんのこと

画像2

前説が長かったが、このインテリアアートHyggeさんは、パッと見るとオンラインでは楽しい雑貨のお店であるが、もともとは箕面にあるギャラリーが由来である。

「若いアーティストの作品をもっと見てほしい、買ってほしい。」とオーナーの梶山さんはおっしゃった。

「だからクレモナも頑張ってほしい」と言ってくださっている。


梶山さんは「うちのコグッズ」ということで、お客さんのペットの似顔絵を描いて、シャツや雑貨にアイロンプリントしておられて、うちのほっけもクレモナとのコラボグッズということで商品化していただいた。(ルークカフェのお客さまにはとても好評である。)
「今度はこんぶちゃんとほっけちゃんの二匹のグッズも作ろうか」といってくださっているのでとても楽しみにしている。

ぜひぜひ、覗いてみてくださいね。

インテリアアートhygge×クレモナ コラボページ https://item.rakuten.co.jp/tk-hygge/c/0000000143/?fbclid=IwAR03xfY-5RvgtMXf0bxwLb6YwlLsqpaehRhHxNEmfQ-R8xeGNC6N4YfCmfo

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