ザ・シンフォニーホールの前でコーヒーを配っていたのは私です。

先週金曜日の大阪交響楽団さんの定期公演の終演後、ザ・シンフォニーホールの向かいの公園でコーヒーを配ってみました。

【経緯】チケットが売れないので何か新しいことをすることになりました。

あまりにもチケットが売れないので、このままぼんやりとしていると本当に200名も呼べないのではないか、という危機感がつのっていました。関西のクラシック業界を一泡吹かせてやるんだ、という気概でいたはずが、自分たちの(経済的)存在意義自体が風前の灯火となっています。

そのため、できることなら何でもしよう、そして、誰にもできないことをしよう、誰もやっていないことに挑戦してみよう、ということになりました。

「コーヒー×音楽」のプロフェッショナル【クレモナ】にしかできないこと。

わたしたち【クレモナ】は音楽のプロフェッショナルであり、コーヒーのプロフェッショナルであります。美味しいコーヒーを焙煎してブレンドして淹れて持っていって配る、という一連の流れで右に出る音楽家はおそらくいないと思っています。だから、コーヒーを配ることになりました。

場所を決める

ザ・シンフォニーホールの前には公園があり、そこからホールに向かって、貼り紙をした机を置き、直前にハンドドリップしてきたポットを設置。80mlくらいしか入らない紙コップにコーヒーをその場で注いで配ります。コーヒーをもらっていただいた人にはもれなくチラシを渡す、ということにしました。

1日目、大阪交響楽団定期演奏会(20:45終演)

正直言って、怪しまれている、というのがお客さまの目や、人の流れからひしひしと伝わってきました。いつもたくさんチラシをもらってもらえるはずの大阪交響楽団のお客さまが非常に冷ややかな雰囲気。心は折れそうになりますが、慣れっこです。それでもなんとなく怪しみながらも(コロナ禍ということもあって結構ディスタンシング感じながらも)7杯飲んでいただくことが出来ました。感謝。

2日目、日本センチュリー交響楽団定期演奏会(16:00終演)

こちらは明るかったからか、人だかりができるほどコーヒーをお求めいただけました。「こんな美味しいコーヒーもらったから行ってあげたい」というお声もいただきました。あっという間に9杯なくなり、コーヒーは空になりました。チラシもたくさんもらっていただけました。

正直言って、恥ずかしいのです。もちろん。

今まで控えめにチラシを配っていたつもりなのですが、コーヒーを持つとスイッチが入って、ホールに向かって

「3月24日にザ・シンフォニーホールで演奏会をします!クレモナです!」

と叫べるようになりました。本当に壊れている、と自分でも思いますが、見ている人が「まさかこんなやつがこのホールで演奏会をするなら…見に行ってみようか」と思っていただけたなら…と思っています。実際、「もうチケット買ったから」と言って下さる人もいるのです。実際ホールでの券売も増えています。ということは、チラシ配りも、コーヒー配りも効果がない、とは一概には言えないのです。

もう少し頑張ってみようと思います。

関西のオケの定期演奏会では悉くチラシを配ってきたので、次はコーヒーを全部配ってみたいと思っています。なんじゃこれ、というのが良いと思います。

色んな人がいるので

もちろん、いい顔をしてくださる人ばかりではありません。ある女性の方には「この人たちが国内最高峰の木管アンサンブルー?」みたいな馬鹿げた言い方をされたり、ある男性の方には「悪魔みたいな衣装でステージに立ちナヨ」みたいなセクハラに近いことを言われたり、まあまあ嫌な気もします。正直言って。でも、だいたいそういったしょうもないことをいう人はチケットを買ってくれません。口だけ。きっと私たちの演奏を聴いたらびっくりされると思います。

そう、あなたの身近にいる、びっくりするような演奏をする、音楽家。それが【クレモナ】なのです。

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